創業(昭和初期)以来約80年、親子3代に渡り常にお客様にご満足をいただき、履きやすく高品質な革靴を製造して参りました.
電話番号:03-3895-7321 メールお問合せフォーム
お客様のご要望に合わせて新しい靴型を作成します。
ベテランの靴型職人長年の経験により足入れ、履きやすさなどを考慮して設計します。
仕様書から靴型を基に型紙を作成します。
この型紙が靴作りの基本になるので最も神経を使う作業の一つです。
30年以上の経験を持つ型紙職人の技が発揮します。この型紙をベースに各サイズにグレードして、生産用の抜き型(ナイフ)を作製します。
抜き型を使用してアッパー素材の裁断に入ります(写真は牛革です)。
天然皮革を使用するため革のキズや血筋、また伸びなどを考慮に入れ慎重に裁断を行ないます。ここでもベテランの技が必要となります。
各パーツに裁断後、革漉き機を使用してエッジ部分の漉きを行ないます。
この作業はエッジ部分の裁断面が綺麗に折込できるよう、また縫い合わせ作業をしやすくするために必要不可欠な作業です。
革専門の特殊ミシンを使用して貼り合わせた各パーツを縫っていきます。布や生地と違い革の厚みがありますので作業は技術を要します。
出来上がったアッパー(製甲)を靴型にかぶせ靴の型に成型する作業です。
以前はすべて手作業で行なっていましたが、現在は機械によって行なわれています。
釣り込み(成型)作業が完了すると、いよいよ底付け作業に入ります。
最初に接着がより強度になるよう、本体の底面をバフ掛けして起毛させます。
本底とアッパーそれぞれの接着面に接着剤を塗布します。
自然乾燥後、圧着機を使用して本底をアッパーに接着します。
底付け作業は終了しましたが、本体にシワ等が残っているので熱風機やアイロン(コテ)を使用してシワ取りを行ないます。
アッパーが靴型に馴染むよう、靴型に入れたまま最低一日ほど置きます。翌日、アッパーを靴型から抜きます。
アッパーに付着したゴミや汚れを落とし、クリームや艶出しスプレーを使用して最終仕上げを行ないます。
ブーツは筒の仕上げ(シワ取り)も行ないます。
釘や金属片が靴の中に残ってないか金属探知機を使用して最終検品を行ない箱詰めします。