Sarai Shoes Co.,Ltd

穴飾り

アッパー部に小さな穴をあけて、規則的に描いた飾りのこと。ウィングチップの欠かすことのできない技法。メダリオンが代表例。

アンティーク仕上げ

アンティーク調の艶を出すために特殊な仕上げを施したもの。雰囲気を出すために施されている。

内羽根式

別名、バルモラルと呼ばれる紐付きデザインのこと。つま先に腰革が縫い付けられた形式の短靴を指す。イギリス王室の御用邸であるバルモラル城に由来している。略すとバル。

エナメル・レザー

パテント・レザーとも呼ぶ。クロム鞣しを施した革の銀面にニスや塗料、樹脂を塗って光沢を出した革。

オイル鞣し

大量の動物性オイルを用いて革を加工する。銀面と肉面の両方を仕上げることができることから、撥水性が高く、劣化も少ないので重宝される。これらの加工がなされたレザーは。オイルレザーと呼ばれる。代表的なオイル鞣しの革としては「セーム革」が有名である。

キップレザー

カーフと成牛の間の中牛でその原皮をこう呼ぶ。これを鞣したものをキップまたはキップスキンと呼ぶ。

靴型

ラスト(靴型)のこと。靴を製造するうえで、足の代用となる型のことで、シューズの履き心地を決める大切なもの。靴のデザインと機能を決める重要な要素。以前は木で作られていたが、最近はプラスチック製が主流。

グッドイヤー・ウェルテッド製法

アッパーはウェルトを介してアウトソールに縫い付けられる製法。19世紀にC・グッドイヤーが開発した。アッパーよりエッジがはみ出してる。耐水性に富み、疲れにくく、接着剤を使用していないため、吸排湿性に優れている。

コンビシューズ

主にウイングチップシューズに多く見られる。コンビネーションシューズの略称。2色または2素材を組み合わせる。

シュリンクレザー

独特の絞りが入った革で、革を鞣す際に薬品により、銀面を収縮させることにより作り出す。

スウェード

革の真面を細かいサンドペーパーで擦りビロードのように毛羽立たせたもの。銀面を残したものを銀付スウェード、肉面のみの床革を起毛させたものを床スエードという。カジュアルな風合いで人気。

スリッポン

足をすべり込ませて履くタイプの靴の総称で、紐やファスナーなどを用いずに履ける。飾りとしてバックルなどがついているものもある。

セメンテッド製法

もっとも単純な靴の製法。針も釘も使わずに、甲部分にソールを接着剤で貼り付ける。縫い目が存在しないため、耐浸水性に優れている。コストを抑えることができるが、排湿性は劣る。